皮脂に一番近い油脂オイルを教えてください
こんにちは、イチゴ鼻と戦うちゃんです。
いちご鼻を改善するため、泡洗顔をやめてスイートアーモンドオイルで油脂オイル洗顔に挑戦しています。
鼻以外は変わらずベビーオイル洗顔です。
「油脂オイルは皮脂の成分に近い」とよく聞きますが、油脂オイルといってもたくさんあります。
どの油脂オイルが皮脂に一番近いのか気になって、ちょっと調べてみました。
皮脂の構成成分[編集]
皮脂は、大部分がトリグリセリド、ワックスエステル、スクアレンから構成される[1]。前ふたつは、皮膚常在菌の酵素によって一部が加水分解される[1]。
分泌された皮脂に含まれるのは、脂肪酸、ワックスエステル、ステロールエステル、コレステロール、コレステロールエステル、およびスクアレンとなる。皮膚の常在菌によってジグリセリド、モノグリセリド、構成遊離脂肪酸へと分解される。脂肪酸の内訳では、飽和脂肪酸より不飽和脂肪酸の方が多く、特に炭素が16個か18個の、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、パルミチン酸、サピエン酸、パルミトレイン酸。[2]
皮膚の常在菌のマラセチア(酵母様真菌)は増殖時にトリグリセドと飽和脂肪酸を利用し、不飽和脂肪酸へ、とりわけオレイン酸へと変える[2]。脂漏性皮膚炎の人々では、変化した脂肪酸に対して炎症反応を起こしていると考えられる[2]。
皮脂の組成について個人差により偏りも大きいが、日本では冬から春にかけて遊離脂肪酸がトリグリセリドの量を上回る傾向にある[3]。
毛穴に詰まっている角栓の構成成分としては、脂質はトリグリセリドが少なく遊離脂肪酸が多く、角質層にはないアクネ菌由来のタンパク質と炎症に関わるタンパク質が検出されるため、皮膚上の細菌によってトリグリセリドが分解されてできた遊離脂肪酸だと考えられ、この脂肪酸が毛穴の角質細胞を成長させて剥離され、皮脂と混ざることで角栓となっている[4]。
ヒトの皮膚から採取した汗腺や皮脂腺からの分泌物の脂肪酸の構成成分として、パルミチン酸が30-40%ともっとも多く含まれていた[5]。皮脂として分泌された成分のうち、トリグリセリドが細菌の出すリパーゼによって部分的な加水分解を受け、遊離脂肪酸が生成され、皮膚表面ではパルミチン酸が最も多くなるがラウリン酸やサピエン酸も含まれている[6]。このラウリン酸にはグラム陽性菌に対し強い抗菌作用を持ち、またサピエン酸も黄色ブドウ球菌に殺菌作用がある[6]。
脂腺由来脂質には、トリグリセリド、ジグリセリド、モノグリセリド、遊離脂肪酸、スクワレン、ワックスエステル
ケラチノサイト由来脂質からコレステロール、コレステロールエステル
酸化した脂質は、肌状態を悪化させ肌荒れ状態を引き起こすばかりか、皮膚内に酸化反応の連鎖が伝わることにより、ケラチノサイトや真皮にも悪影響を及ぼす。
皮脂の酸化は皮膚老化を促進する要因といわれる。
化粧品用語集 | ライブラリー | 日本化粧品技術者会 SCCJ
油脂オイル洗顔に使うために購入した、マカダミ屋トライアル5種セットの成分表です。
スイートアーモンドオイル
オリーブオイル
セサミオイル
グレープシードオイル
ホホバオイル
5種セットには入っていませんが、調べた中で「ホホバオイルが皮脂に一番近い」と記載されていることが多かったです。
(成分の9割がワックスエステルなので、油脂ではなく蝋(ろう)に分類されるそうです)
オイル分布図です。
どれも皮脂に含まれる成分ばかりのラインナップで、すごく迷いませんか?!
オレイン酸は不全角化(すり鉢毛穴)を引き起こす悪いヤツですが、
「似た成分のものは溶け合う」の考えでいくと、油脂オイル洗顔に使う場合はオレイン酸がたくさん入っていた方がいいのか?
(オリーブオイル、スイートアーモンドオイル、マカダミアナッツオイルなど)
- 皮脂に一番近い油脂オイル
- 油脂オイル洗顔をするのに適したオイル
をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。🙇♀️
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。